好きこそ者の上手なれ。
これを学ぶ者は、これを好む者にしかず。これを好むものは、これを楽しむ者にしかず。(孔子)
Who likes not his business, his business likes not him.(自分の仕事を嫌う者は、その仕事からも嫌われる)
日本語・漢文・英語で3つあげてみました。
楽しむことが上達の近道である、というのは古今東西変わらぬ事実であるようです。
勉強もまたしかり。
勉強を楽しんでやっている者には、どんな努力家もかないません。
加えて、楽しんで勉強をやっている人と、必死になって努力している人と、どちらが精神的に豊かであるかは言うまでも無いことでしょう。
もちろん、必死に勉強するのはすばらしいことです。
しかし、私は断然、「楽しんで勉強をすること」をおすすめします。
理由は、上にあげた通り、
です。
私は、もともと勉強が嫌い・・・とまではいきませんでしたが、「特に好きでも嫌いでもない、義務としてやっている」という程度のものでした。
しかし、「やりたくもないことを義務としてやる」というのは、イヤでしたし、そもそも「勉強なんてしたって、死んでいくときには何にもならんじゃないか」と思ったら、勉強することの意味など見出せませんでした。
そこで私がとった回避策が「好きだから勉強をやる!・・・ということにしよう」というものだったのです。それから自己暗示的なことをしながら、「勉強好き」に自分を変えていきました。
元は、勉強する意義の喪失からスタートした「勉強好き」ですが、それが結果的には好成績につながったのですから、分からないものだなと思います。
気持ちが楽になるうえに、成績も上がる「勉強好き」にあなたもなりませんか?